ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードを徹底比較!分かれ目はANA限定かどうか?

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今ならANAアメックス択一!

2021年9月30日で、スカイ・トラベラー・カードの新規申し込み受け付けは終了しました。

そのため、もしもANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードのどちらがよいか?悩んでいる方の選択肢は、ANAアメックスだけになりました。

ANAマイルを貯めようと思ったとき、候補に挙がるのがANAアメックススカイ・トラベラー・カード

ANAアメックスは名前からも分かるとおり、アメックスがANAと提携して発行しているカードで、ANAマイルが貯まりやすいのが特徴です。

そしてスカイ・トラベラー・カードは、ANAだけでなく提携16社のマイルが貯められるという、マイルを貯めることに特化したカード。

「じゃあ、この2つのカードは、どっちがANAマイルが貯まるわけ?」

という疑問を持つ人は多いはず。

まず、この2つのカードを選ぶには、

  1. 飛行機に乗らずにカード利用だけでマイルを貯めたい
  2. 飛行機に乗ってマイルを貯めたい

この2つの内どちらかによって変わります。

そしてさらに、ANAマイルを貯める目的によってオススメカードが変わります。

具体的には、以下のような感じ。

ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードを選ぶ基準
  1. 飛行機に乗らずにカード利用だけでマイルを貯めたい
    貯めたANAマイルを、

    • ANA便に乗るためだけに使う→ANAアメックス
    • ANAを含むスターアライアンス便で使う→スカイ・トラベラー・カード
  2. 飛行機に乗ってマイルを貯めたい
    • ANA便をメインに使う→ANAアメックス
    • ANAとそれ以外の航空会社でいろいろ→スカイ・トラベラー・カード

こういった基準になるのではないかな?と思います。

ANAアメックスはANAとアメックスが提携していることからもわかるように、ANA便だとスカイ・トラベラー・カードを上回るメリットがあります。

そのため、ANA便に乗るためにマイルを貯めたい!実際にANA便を利用する機会が多い人なら、ANAアメックスはメリットが大きいカードです。

年会費(税込) 7,700円
家族カード
年会費(税込)
2,750円
入会資格 満20歳以上で安定した収入があること
限度額 審査により個別に決定
海外旅行保険 最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高200万円
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
100円=1ポイント
マイル移行可能な
航空会社
ANA
支払い方法 1回払い
(リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、
入会後6か月以降に申し込みにより利用可)
発行日数 2〜3週間
キャンペーン実施中!!

当サイトを経由してカードをお申し込みいただくと、最大60,000マイル相当のボーナスポイントが!

スカイ・トラベラー・カードはANAに特化はしていないものの、複数の航空会社の航空券購入・マイル移行でメリットがある希少なカード。

そのため、このカードはANAだけに限らずスターアライアンス便を利用するためにANAマイルを貯めたい人なら、ANAアメックス以上にメリットが大きくなります。

年会費(税込) 11,000円
家族カード
年会費(税込)
5,500円
入会資格 満20歳以上で安定した収入があること
限度額 審査により個別に決定
海外旅行保険 最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高500万円
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
100円=1ポイント
マイル移行可能な
航空会社
ANAなど16社
支払い方法 1回払い
(リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、
入会後6か月以降に申し込みにより利用可)
発行日数 2〜3週間
現在は申込みができません
冒頭でも説明しましたが、スカイ・トラベラー・カードの新規申し込みは2021年9月30日で終了しています。

ここでは、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードを、「ANAマイルを貯める」という目的に絞って比較しますね。

このページを最後まで読めば、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カード、どちらがマイルを使いやすいかがおわかりいただけるはず。

ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードのちがいを表にまとめた

まずは気になるANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードの主なちがいを、次のとおり一覧表にまとめました。

ANA
アメックス
スカイ・
トラベラー・カード
年会費
(税込)
本カード 7,700円 11,000円
家族カード 2,750円 5,500円
ポイント・マイル ポイント有効期限 無期限
(ただしポイント移行
コースの登録が必要)
無期限
マイル還元率 1% 1%
ボーナスマイル ANAカードマイル
プラス加盟店1.5〜2%
なし
ショッピングモール ANAマイレージモール なし
航空券購入ボーナス ANA航空券2.5% 提携航空会社
(+日本旅行、
アップルワールド)
3%
移行可能マイル ANAマイル 提携航空会社のマイル
フライトボーナス ANA便で+10% なし
ANAカード特典
  • 機内販売10%OFF
  • ANA FESTA 10%OFF
  • a-style 7%OFF
  • 旅行商品5%OFF
なし
ANAマイル移行手数料 6,000円
(ポイント移行コース
の参加登録費)
5,000円
ANAマイル移行上限 なし 4万マイル/年間
海外旅行保険 死亡・後遺障害 最高5,000万円(家族は最高1,000万円)
傷害・疾病 最高100万円
賠償責任 最高2,000万円
携行品損害 最高30万円
救援者費用 最高200万円
付帯条件 利用付帯
キャッシュレス診療 なし
国内旅行保険 死亡・後遺障害 最高2,000万円(家族は最高1,000万円)
付帯条件 利用付帯
ショッピング保険 最高200万円
海外旅行サービス 日本語電話サポート グローバル・ホットライン
手荷物無料宅配サービス
空港ラウンジサービス 同伴者1名無料
入会キャンペーン 無条件 もれなく1,000マイル もれなく3,000マイル
相当のポイント
条件付き
  • 入会後3か月以内に1万円利用
    =500マイル相当
  • 入会後3か月以内に30万円利用
    =4,000マイル相当
  • 入会後3か月以内に70万円利用
    =22,500マイル相当
入会後1年以内に
対象航空会社利用で、
5,000マイル相当

ANAマイルを貯めることだけに関していうと、異なるのは、、、

  • 普段のカード利用でボーナスマイルが得られるかどうか
  • ANA航空券の購入で得られるボーナス
  • ANA搭乗時のフライトボーナスの有無

この3点ですね。

ANAアメックスはANAマイルが貯めやすい・使いやすい

ANAアメックスはANAカードマイルプラス加盟店でボーナスマイルが得られる分、スカイ・トラベラー・カードよりもマイルが貯めやすくなっています。

しかも、スカイ・トラベラーはポイントのANAマイルへの移行上限として年間4万マイルという制限が…。

ANAアメックスにはそういった不便な制限がないため、貯めたポイントを特典航空券と交換するときも便利なわけです。

スターアライアンス便に乗るために
ANAマイルを貯めるならスカイ・トラベラー

スターアライアンス便に乗るためにANAマイルを貯めるならスカイ・トラベラー

ただ、スターアライアンス便やJALを利用しながらもANAマイルを貯めたいなら、スカイ・トラベラー・カードが圧倒的に優れています。

ANAアメックスはあくまでANAとの提携カード。ANAの利用で得られるフライトや航空券購入によるボーナスマイルは、スターアライアンス便だとまったく得られません。

その点、スカイ・トラベラー・カードならフライトボーナスは得られないものの、スターアライアンス便に加えて何とJAL航空券の購入でもボーナスが得られます。

さらに、ポイントはANA以外の航空会社にも移行できるため、スターアライアンスの特典航空券と交換したいときに、、、

  • ANAマイルに移行してから提携航空会社の特典航空券と交換する
  • 直接特典航空券が欲しい航空会社のマイルに移行して特典航空券と交換する

このように必要マイル数や航空会社が確保している特典航空券の座席数によって柔軟に選べるのが魅力です。

特典航空券で予約できる座席数は航空会社ごとに決まっている

マイルと交換すれば無料で飛行機に乗れる特典航空券。実は、特典航空券は空席さえあれば取れるというものではありません。

飛行機の座席の中でも、特典航空券で利用できる枠は限られているんです。

そのため、

「特典航空券だと予約できないのにお金を払えば航空券が買える」

とか、

「タイ国際航空の特典航空券を予約するのに、ANAマイルだと満席なのにタイ国際航空のマイルだとOK」

といった現象が起こります。

そのため、スターアライアンス便の特典航空券を目標にマイルを貯めるなら、スカイ・トラベラー・カードの方が特典航空券を確保できる可能性は飛躍的にアップするわけです。

せっかく特典航空券が手に入るだけのマイルが貯まったのなら、できるだけ早く無料で飛行機に乗りたいですからね(嬉)

どちらも実は海外旅行向けではない(泣)

海外旅行保険は使い物にならないレベル(泣)なので補完は必須!

なお、どちらもアメックスが発行しているカードなので、旅行サービスはほとんど同じです。

ただ、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードは、どちらも海外旅行にはあまり適していないので注意しましょう。

その理由は、海外旅行保険が実は貧弱だから。

アメックスと言えば旅行に強いイメージが強いですが、カードによっては海外旅行保険の補償内容が大きく省かれていて、実用性ゼロなんです(泣)

なお、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードの海外旅行保険については、後ほどくわしく説明します。

ここまで説明したとおり、ANAアメックスはANA便の利用だけを考えるなら適したカードですし、ANAというよりもスターアライアンス便の利用を考えているなら、スカイ・トラベラー・カードの方が便利だと言えます。

キタ

俺も一応はANAマイル貯めてるけど、タイ国際航空に乗りたいからだけの理由やで。

タイ国際航空はANAと同じスターアライアンスやから、ANAマイルでタイ国際航空の特典航空券が手に入るから。

ちなみにANAに乗るのは数年に1回程度で、しかも国内線(笑)

俺みたいにANAには乗らんのにANAマイルを貯めたい人やと、ANAアメックスの航空券購入とフライトのボーナスマイルが活かされへんのが辛いところ(泣)

この場合、スカイ・トラベラー・カードを持ったらタイ国際航空の航空券を買っても3%がポイント還元されるのが大きなメリットになるよな。

ここまで、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カード、2つのカードのちがいを表にまとめて比較してみました。

先ほどの表の内容を踏まえて、2つのカードのちがいをさらにくわしく説明していきますね。

どちらも陸マイラーに適したカード

アメックスは無期限にマイルが貯められるのが最大の特徴!

まずは、飛行機にまったく乗らずに日常生活でのカード利用だけでマイルを貯めたい、「陸マイラー」の人向けに2つのカードを比較したいと思います。

陸マイラーにとっては、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードはどちらもポイント有効期限が無期限なのが魅力です。

もっとも気をつけなければならないのはポイント有効期限

ANAアメックス以外のANAカードは、ポイント有効期限が2~3年。この2~3年という期間に特典航空券と交換できるだけのマイルを貯める必要があるわけです。

また、特典航空券と交換できるだけのマイルが貯まったとしても、仕事や家庭の事情で旅行に行けない可能性もあります。

その点、ANAアメックスとスイカ・トラベラー・カードは、どちらもポイントが失効してしまうリスクはゼロ

マイペースでANAマイルを貯め、好きなときに特典航空券と交換できます。

ANAマイルを貯めやすいのはANAアメックス

「んで、どっちのカードがANAマイルが貯まりやすいの?」

という話ですが、日常生活だけでANAマイルを貯めるならANAアメックス。

ANAアメックスには、スカイ・トラベラー・カードにはないANAカードマイルプラス加盟店でのボーナスマイルがありますからね。

スカイ・トラベラー・カードにはANAアメックスのようなマイル還元率がアップする加盟店のようなものはありません。

強いて言えば、スカイ・トラベラー・カードには日本旅行やアップルワールドというネット予約サイトでポイント3倍になるという特典があります。

でも、この特典は日常生活のカード決済で活かせるものではないですよね…。日本旅行やアップルワールドを利用するのは、旅行に行くときだけですから。

こういった理由から、基本的にはANAアメックスの方が日常でのカード利用ではANAマイルを貯めやすいと言えます。

長期間マイルを貯め続けるなら
スカイ・トラベラー・カードが得

とは言え、ANAマイルを5年以上やそれ以上に渡ってANAマイルを貯め続け、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券を目指したい!といった方。

そういった人にはANAマイルを貯めるとハッキリ決めていたとしても、スカイ・トラベラー・カードをオススメしたいですね。

ANAアメックスは、ポイント有効期限を無期限にするために年会費以外のコストがかかってしまうんです。

スカイ・トラベラー・カードは何の条件もなしにポイント有効期限は無期限。

そのため、スカイ・トラベラー・カードはANAアメックスのようなボーナスは得られないものの、長期間になれば毎年のコストが抑えられ、結果としてANAマイルが貯まりやすいというわけです。

実はANAアメックス、通常だとポイント有効期限が2~3年と決められています。

具体的には、ポイントを獲得した2年後の年度末に、1年分のポイントがまとめて失効するしくみ。

このポイント有効期限は、年間6,600円(税込)のポイント移行コースに登録することにより無期限にできるわけです。

アメックスのポイントは、年度単位で失効するしくみです

ポイント移行コースはANAアメックスのポイント有効期限が無期限になるだけでなく、ポイントをANAマイルに移行するときには登録必須

このポイント移行コースは1年ごとに自由に登録・解除ができるので、ポイントが有効期限切れで失効してしまう直前に登録し、ポイントをマイルに移行してすぐに解約すれば登録費を抑えることができます。

そのため、ANAアメックスの年間コストは、入会3年目移行は年会費7,700円+ポイント移行コース6,600円=14,300円(税込)だと考えた方がいいですね。

なお、スカイ・トラベラー・カードは年会費1万円で、ポイント移行コースのような追加のコストを一切かけることなくポイント有効期限が無期限です。

また、スカイ・トラベラー・カードはANAマイルだけは移行手数料5,500円(税込)が必要ですが、ANAアメックスのポイント移行コース6,600円(税込)よりも安いですね。

ANAマイルでスターアライアンス便に
乗りたいならスカイ・トラベラー・カード

スターアライアンス便に乗るためにANAマイルを貯めるならスカイ・トラベラー

中には、ANAではなくスターアライアンスに加盟している航空会社の国際線の特典航空券を手に入れるためにANAマイルを貯めたい人もいるはず。

たとえば、関西国際空港からタイ行きのANA便は出ていません。そのため関西の人がタイへ直行便で行くためにマイルを貯めるなら、タイ国際航空とJALの二択。

タイ行きの特典航空券はANAがもっとも少ない必要マイルで手に入るため、ANAマイルを貯めれば効率的に特典航空券が手に入ります。

ちなみに、日本・タイ往復の必要マイル数は以下のとおり。

ANA
(提携航空会社の
特典航空券)
タイ国際航空 JAL
Y 35,000 45,000 25,000
〜35,000
(※)
C 60,000 75,000 80,000
F 105,000 110,000 100,000

※JALのエコノミークラスは、出発地が東京・名古屋・大阪か?また、利用する機体により異なります。

キタ

俺も過去に、ANAとタイ国際航空、どのマイルを貯めるのが1番ええんか?がっつり調べた時期がありました。

俺の場合はタイ国際航空でタイに行きたい!って願望があったんでJALは除外して、結局はANAマイルかなー?っていう結論に達しました。

なぜにタイ国際航空よりもANAの方が必要マイルが少ないのか、謎なんやけど(汗)

ここでは管理人が大好きなタイを挙げましたけど(笑)、行き先はちがってもスターアライアンスに加盟している航空会社に乗るためにANAマイルを貯めたい人は多いはず。

こういった人なら、貯まったマイルを特典航空券と交換するときのことを考えて、複数の航空会社のマイルに移行できるスカイ・トラベラー・カードの方が使い勝手がいいですね。

その理由は、ANAマイルだと特典航空券が取れないことが多いから。

もしも夏休みやGW、年末年始のような繁忙期に特典航空券を使いたいと考えているなら、これはかなり重要なポイントです。

先ほども説明したとおり、特典航空券で予約できる座席数は前もって決められています。

しかも、繁忙期に特典航空券で旅行したい人は多いですし、貯めている人が多いANAマイルなら、予約の競争率が高くなってしまうわけです(泣)

そんなとき、スカイ・トラベラー・カードならポイントをANAマイルだけでなくほかの航空会社のマイルにも移行できるため、特典航空券を予約できる可能性がアップするわけです。

そのため、特に繁忙期の旅行のためにマイルを貯めたいと考えている人なら、スカイ・トラベラー・カードの方が現実的に特典航空券を手に入れやすいと言えますね。

キタ

ANAマイルは人気があるから、繁忙期に特典航空券を使うんはかなり難しいで(汗)

特に夏休みとかやと、1年も前から特典航空券で予約する強者がいてるぐらい。

ただ、6月とか9月みたいな旅行に行く人が少ない時期やとANAマイルでも全然大丈夫。

管理人も出発の1週前ぐらい前にANAマイルでタイ国際航空の特典航空券を予約したけど、普通に予約できたで(笑)

もしも繁忙期からズラして仕事を休んで旅行に行くつもりやったら、ANAアメックスでANAマイルだけを貯めてもまったく問題ないと思うで。

ここまで説明したとおり、普段飛行機を利用せずにANAマイルを貯めるなら、貯めやすさでいうとANAアメックスを選ぶべきですね。

ただ、もしも貯めたANAマイルを、、、

  • スターアライアンス便で使いたい
  • ビジネスクラスやファーストクラスに乗るために5年以上といった長期間にわたってマイルを貯めたい

このように考えているならスカイ・トラベラー・カードが、それぞれ適していると言えますね。

ANAメインで利用するならANAアメックス、そうでなければスカイトラベラー

メインで乗るのがANA便なのか?JALやスターアライアンスなのか?分かれ目です

続いて、年何回といったペースで飛行機に乗りつつ、普段のカード利用でANAマイルを貯めたいという人に向けて説明したいと思います。

飛行機に乗る場合、ANAアメックスはANA航空券の購入で2.5%還元、フライトで貯まるマイルが+10%と、ANA便に搭乗するならアドバンテージがあります。

そしてスカイ・トラベラー・カードは、フライトによるボーナスはないものの、提携している23社の航空券購入で3%がポイント還元されるのが大きな特徴。

ただ、ポイントをマイル移行できるのは、この23社ではなく16社だけなので注意しましょう。

スターアライアンス ワンワールド スカイチーム 未加盟
ボーナス&マイル移行
  • ANA
  • タイ国際航空
  • シンガポール航空
  • スカンジナビア航空
  • キャセイパシフィック航空
  • ブリティッシュ・エアウェイズ
  • フィンランド航空
  • カンタス航空
  • デルタ航空
  • アリタリア-イタリア航空
  • チャイナエアライン
  • エールフランス/KLM航空
  • エミレーツ航空
  • エティハド航空
ボーナスポイントのみ
  • アシアナ航空
  • エバー航空
  • オーストリア航空
  • スイス インターナショナル
  • エアラインズ
  • ルフトハンザ ドイツ航空
  • JAL(日本航空)
  • ガルーダ・インドネシア航空
  • 大韓航空
  • エア タヒチ ヌイ
  • バニラエア
  • フィリピン航空
  • スターフライヤー
マイル移行のみ
  • カタール航空
  • ヴァージン アトランティック航空

提携している航空会社の中にはANAはもちろんJALも含まれているのもポイントです。

結論から言うと、ANA便だけを利用することが多いならANAアメックス、スターアライアンスやJALなど、ANA以外の航空会社を利用する機会が多いなら、スカイ・トラベラー・カードの方がお得にANAマイルが貯まります。

ANAアメックスならANA便搭乗でお得

ANAアメックスは、ANAと提携しているだけあって、普段のカード利用だけでなく航空券購入やフライトでもボーナスマイルが得られるのがメリットです。

ANA公式サイトや国内空港カウンターでANA航空券を買うときにANAアメックスで決済すれば、購入代金の1%のポイントに加えて1.5%のANAマイルがボーナスとして得られます。

つまり、ANA航空券を購入すれば合計で2.5%が還元されるということですね。

なお、ANAと提携している複数のANAカードで同様のボーナスがありますが、ANAアメックスの2.5%はANA一般カードの中では最高の還元率です。

そして、ANA便のフライトによるボーナスマイルとして+10%。これは上記のANA一般カード共通です。

スカイ・トラベラー・カードだと航空会社と提携しているわけではないので、フライトによるボーナスマイルは一切ありません。

そのため、ANA便を航空券購入&搭乗する人にとっては、ANAアメックスの方がマイルが貯まりやすいカードだと言えます。

ANA国際線の利用が多いならANAアメックス・ゴールドの方が得

ANA国際線を利用する機会が多いなら、このページで紹介しているANAアメックスよりも、上位カードにあたるANAアメックス・ゴールドの方がオススメです。

ANAアメックス・ゴールドは年会費34,100円(税込)と、ANAアメックスの4倍以上。その代わりANA航空券の購入で3%還元される上、ANA便のフライトボーナスは25%にまでアップ。

そのため、国内線とくらべて航空券代金が高額な上、フライトマイルも多い国際線を利用する機会が多ければ、年会費が高いANAアメックス・ゴールドの方がマイルが貯まりやすくなります

また、ポイント移行コースに登録しなくてもポイント有効期限は無条件に無期限、ANAマイル移行手数料も無料というメリットも。

なお、ANAアメックス・ゴールドの詳細については、以下のページで説明しています。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(ANAアメックス・ゴールド)はSFC修行に最適なANAカード

スカイ・トラベラー・カードなら複数の航空会社でマイル還元率3%

飛行機を利用する機会がわりと多く、それでいて、、、

  • 国内線はANAとJAL、いつもバラバラ
  • 国際線はANAというよりスターアライアンスの海外航空会社

こういった人にとっては、ANAアメックスよりもスカイ・トラベラー・カードの方がよりANAマイルを貯めやすくなります。

ここまで何度か説明しているとおり、スカイ・トラベラー・カードはANAだけでなくJALをはじめとする提携23社の航空券購入で3%がマイル還元されますからね。

日本の航空会社であるANAとJAL、どちらを利用してもボーナスポイントが得られ、ポイントをANAマイルに集約できるのは魅力です。

なお、スカイ・トラベラー・カードのポイントは残念ながらJALマイルには移行できません…。

ただ、JALと同じワンワールドのブリティッシュ・エアウェイズのマイルに移行すれば、JALの特典航空券が手に入るという裏技があります。

また、いつも利用する航空会社がスターアライアンス所属の海外航空会社の場合でもボーナスポイントが得られるのは魅力です。

ANAアメックスで航空券を購入してボーナスマイルが得られるのは、あくまでもANAだけ。同じスターアライアンスだったとしても、航空券購入によるボーナスマイルはもらえませんからね。

そのため、スターアライアンスの海外航空会社を利用する人なら、スカイ・トラベラー・カードで決済すれば航空券購入でボーナスポイントを受け取りつつ、貯めたポイントをANAマイルに移行して特典航空券をもらえるという、航空会社の枠を飛び越えた柔軟さがあります。

スカイ・トラベラー・カードは日本旅行とアップルワールドでも3%還元

あと、スカイ・トラベラー・カードは航空会社から直接航空券を買ったときだけでなく、日本旅行とアップル・ワールドの2つでもポイント還元率が3%になります。

特にメリットが大きいのは日本旅行。日本で最も歴史のある旅行代理店で、日本人なら知らない人はいないであろうというほどの知名度です。

日本旅行は航空券だけでなく国内外のホテル、さらにはJRの新幹線や特急の切符も取り扱っています。

日本旅行でスカイ・トラベラー・カードで決済すれば何でも還元率3%になるので、航空券以外のものでもマイルが貯まりやすいわけです。

アップル・ワールドは知らない人も多いかもしれませんが、口コミ数が多いことをウリにしているオンライン上の旅行予約サイト。

時期やホテルによっては、エクスペディアやAdodaといった格安サイトよりも値段が低いことがある穴場サイトです。

格安にこだわって複数のサイトで料金を比較する人なら、アップル・ワールドも利用すれば格安で旅行ができる上、ポイント還元率もアップあるという二重のメリットがあります。

キタ

俺も航空券を買うときはタイ国際航空。

けど普段はANAマイルを貯めて、ANAでタイ航空の特典航空券と交換してるで。

俺みたいな人やったら、スカイ・トラベラー・カードで航空券を買ったら還元率3%で得なわけよ(笑)

ANAアメックスを持ってたところで、タイ国際航空の航空券やと通常の決済と同じ1%しかポイントがつかんし、フライトボーナスもないからな。

このように、ANA便をよく利用するなら、航空券購入とフライトボーナスでボーナスマイルがあるANAアメックス、ANA以外の航空会社を利用しながらもANAマイルを貯めたいなら、スカイ・トラベラー・カードの方が圧倒的にメリットが大きいですね。

旅行サービスはまったく同じ!海外旅行保険に注意

あと、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードは共通の旅行サービスが付帯します。

どちらもアメックスが発行しているので、共通してて当然なんですけど。
どちらも年会費1万円前後のカードということもあって基本的には充実したサービスなんですが、海外旅行保険だけは使い物にならないという罠が潜んでいるので要注意です。

海外旅行保険は使い物にならない!

ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードには、海外旅行保険が付帯しています。

ただこの海外旅行保険は、以下2つの理由からまったく実用性がありません(泣)

  • もっとも利用頻度が高い病気・ケガの補償である「疾病・傷害補償」が100万円と少ない
  • 多くのクレジットカードが対応しているキャッシュレス診療に未対応

海外旅行保険は旅行中の病気やケガ、そして持ち物の盗難などが補修される保険。

海外は日本よりもはるかに医療費が高額なので、旅行中の病気・ケガによる通院や入院に備えて海外旅行保険は必須だといえます。

アメックスだとANAアメックス・ゴールドのようなゴールドカードクラスだと1枚持っていれば十分な補償内容。

でも、ここで比較しているANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードは、どちらも保険がショボいのが実際のところです。

まず、旅行中の病気・ケガによる病院代の補償が100万円。これだと正直少なすぎます。

海外旅行保険の補償金額は最低どれだけの補償があればいいのか?いろいろな意見がありますが、管理人としては300万円がボーダーラインだと思っています。

なお、その理由は以下のページでくわしく説明しています。

アメックスの海外旅行保険は不十分!その理由と対策を解説

病気・ケガが300万円補償されれば、海外旅行中の病院代は99.9%以上の確率ですべてカバーできているという統計データがありますからね。

つまり、ANAアメックスやスカイ・トラベラー・カードだと病気・ケガの内容によっては満額が補償されず、100万円単位のレベルで自腹を切らなければならない危険性が十分にあります。

あと、致命的なのはキャッシュレス診療に対応していないこと。

キャッシュレス診療というのは、海外の病院代をカード会社が病院に直接支払ってくれるサービス。そのため、私たちは海外の病院で治療を受けてもお金を支払う必要がありません。

そもそも、海外の高額な医療費を窓口で支払うのはほぼ不可能です。海外旅行中に数十万円や数百万円といった現金を用意するのは、日本でいるとき以上に難しいですからね。

そのため、キャッシュレス診療は海外旅行保険には必須の、実用的なサービスですし、実際有料の海外旅行保険や多くのクレジットカードはキャッシュレス診療に対応しています。

なのに、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードには、このキャッシュレス診療が付いていません…。

自力で海外の病院で医療費を支払い、帰国してからアメックス(厳密に言うとアメックスが提携している保険会社)に請求して治療費を受け取ります。

これって、海外旅行保険の意味なくないですか?(汗)

そのため、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードには海外旅行保険はないと思った方がいいですね。

海外旅行保険はエポスカードでカバー

ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードの海外旅行保険をカバーする方法は以下の3つがあります。

  1. 上位のANAアメックス・ゴールドを持つ
  2. 年会費無料のエポスカードで補う
  3. 有料の海外旅行保険に加入する

海外へ行く機会が多いなら、海外旅行保険以外の理由も含めてANAアメックスの上位カードであるANAアメックス・ゴールドを持った方がいいですね。

ただ、スカイ・トラベラー・カードの上位であるスカイ・トラベラー・プレミア・カードは、どういうわけか海外旅行保険はショボく、このページで説明しているスカイ・トラベラー・カードと大差ないので注意。

また、海外へ行く機会が年に1回あるかどうか?というペースなら、年会費料のエポスカードがコスパに優れます。

エポスカードは年会費完全無料なのに海外旅行中の病気が200万円、ケガが270万円が補償されるという優良カード。もちろんキャッシュレス診療にも対応していて実用的です。

そのため、ANAアメックスやスカイ・トラベラー・カードで貯めたマイルを使って海外へ行くタイミングになれば、エポスカードを持つことをオススメします。

ただ、エポスカードの欠点は一緒に海外へ行く家族は補償対象外であること。もしも家族旅行を想定しているなら、有料の海外旅行保険でカバーするのがベストですね。

なお、エポスカードについては以下のページでくわしく説明しています。

エポスカードはアメックスのサブカードとしてぜひとも持ちたい海外旅行保険最強カード!

キタ

「アメックスは海外旅行に強い」イメージが強いし、実際にここから説明する旅行サービスはほかのカード会社にはない充実した内容なんやけど、海外旅行保険だけは罠なんで注意(苦笑)

多分やけど、他社カードと差別化を図るためにいろんなサービスを付ける代わりに、海外旅行保険の補償金額を減らして経営面で調整してるんやと思うで。

現地からの電話サポート

グローバル・ホットラインは24時間通話料無料での電話対応

海外旅行保険はやや残念な内容でしたけど、ここから説明する海外旅行サービスは抜群です。

まずは海外旅行中の電話サポート「グローバル・ホットライン」。

海外旅行中のパスポートの紛失・盗難のようなトラブルや帰りの便の予約変更、現地での病院紹介に日本語で対応してくれます。

このサービスは別にアメックスでなくても多くのクレジットカードに付帯しているんですが、アメックスが優れている点は365日24時間対応、しかも通話料が無料であること。

特に365日24時間対応は、緊急時に役立ちます。

実は、多くのゴールドカードなどに付いている海外旅行中のサポートデスクは、平日の朝から夕方までの対応であることがほとんど…(泣)

これだと病気やケガで病院に行きたいときだと使い物にならない可能性がありますけど、アメックスならそんな心配は不要です。

なお、アメックスのグローバル・ホットラインについてくわしくは、以下のページで説明しています。

アメックス・ゴールドのオーバーシーズ・アシストとグローバル・ホットラインの違いは緊急支援サービス

帰国時の手荷物無料宅配サービス

電車やリムジンバスでスーツケースを持ち運ぶ必要はなくなります!

そして、海外旅行のみで利用できる手荷物無料宅配サービス。

海外旅行から帰国したとき、スーツケースのような手荷物を1個、国際空港から無料で配送してくれます。

対象空港は成田・中部・関西国際空港の3つ。羽田空港が対象外なのは、やや残念なところではあります。

空港からの手荷物の配送は、通常なら数千円(荷物の大きさや配送地域により異なる)、微妙に高くて有料だと手軽に使いづらいサービスなんです。

でも、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードがあれば海外からの帰国時に、国際航空のカウンターでスーツケースを渡せば翌日には自宅に配送してくれます。

なお、アメックスの手荷物無料配送サービスは、以下のページでくわしく説明しています。

アメックスの手荷物無料宅配サービスは出発時も利用可能

海外・国内旅行のどちらでも使える同伴者1名無料の空港ラウンジサービス

空港ラウンジ(主に国内)が同伴者1名まで無料

ANA国内線やスターアライアンス便を利用する機会が多い人にとって、空港ラウンジサービスは人気があるサービスです。

このサービスは空港に設置されている特別待合室である空港ラウンジを無料で利用できるサービス。

多くのゴールドカードに付いているサービスよりもアメックスが優れているのは、同伴者1名に無料になる点ですね。

アメックスだけは、カード会員に加えて一緒にいる人も空港ラウンジに無料で入れるとても希少なカードなんです。

また、本カードだけでなく家族カードも空港ラウンジを同伴者1名無料で利用できるので、ご夫婦で本カード+家族カードを持っていれば、合計4人で空港ラウンジを無料利用できます。

つまり、家族旅行で全員が空港ラウンジを無料で利用することも可能なわけですね。

なお、アメックスの空港ラウンジサービスについては、以下のページでくわしく説明しています。

アメックスは使える空港ラウンジが多い上に同伴者1名が無料

結局のところANAだけならANAアメックス、ANA以外ならスカイ・トラベラー・カード

ここまで、ANAアメックスとスカイ・トラベラー・カードの選び方のポイントとちがいについて、くわしく説明しました。

この2つのカードを選ぶ分かれ目となるのは、ANA便に乗るためだけにマイルを貯めるのか?または実際にANA便に乗る機会が多いのか?というところですね。

もしこれに当てはまるなら、ANAアメックスを選んだ方がお得です。

スカイ・トラベラー・カードにはないANAカードマイルプラス加盟店とフライトによるボーナスマイルの恩恵を最大限に受けることができますから。

年会費(税込) 7,700円
家族カード
年会費(税込)
2,750円
入会資格 満20歳以上で安定した収入があること
限度額 審査により個別に決定
海外旅行保険 最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高200万円
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
100円=1ポイント
マイル移行可能な
航空会社
ANA
支払い方法 1回払い
(リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、
入会後6か月以降に申し込みにより利用可)
発行日数 2〜3週間
キャンペーン実施中!!

当サイトを経由してカードをお申し込みいただくと、最大60,000マイル相当のボーナスポイントが!

ただ、ANA便というよりスターアライアンス便に乗るためにANAマイルを貯めたい、もしくはANAよりもスターアライアンス便に乗る機会が実際に多いなら、スカイ・トラベラー・カードがオススメです。

このカードは提携23社+日本旅行・アップルワールドで3%還元、貯めたポイントは提携16社のマイルに移行できるのが大きな特徴。

貯めたポイントは利用しやすい航空会社のマイルに移行できますし、ANA以外の航空会社を利用する人でも航空券を購入する際にメリットがあります。

年会費(税込) 11,000円
家族カード
年会費(税込)
5,500円
入会資格 満20歳以上で安定した収入があること
限度額 審査により個別に決定
海外旅行保険 最高3,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高500万円
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
100円=1ポイント
マイル移行可能な
航空会社
ANAなど16社
支払い方法 1回払い
(リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、
入会後6か月以降に申し込みにより利用可)
発行日数 2〜3週間
現在は申込みができません
冒頭でも説明しましたが、スカイ・トラベラー・カードの新規申し込みは2021年9月30日で終了しています。