日本開業100周年を迎えたアメックスの歴史を紹介!戦争や大災害でもサービス提供していた

アメックスは2017年に開業100周年を迎え、その年は多数の100周年イベントが開催されていました。

アメックスはアメリカの会社ですが、1917年(大正6年)に横浜事務所を開設する形で日本開業しました。2017年はその横浜開業から数えてちょうど100年だったわけです。

100周年というだけでもかなりビックリですが、アメックス本社があるアメリカでは1850年(日本の江戸時代)に開業した歴史を持つ会社です。

「日本が江戸時代やってる頃から、アメリカにはクレジットカードが存在したのか!?」

と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、アメリカン・エキスプレスがクレジットカードを初めて発行したのは1958年(日本でいうと昭和33年)です。当初は運送屋さんとして開業し、事業を拡大する中でクレジットカードの発行を始めたわけです。

「別にクレジットカード会社の歴史なんて興味ねーよ!」

と思われるかもしれませんが、アメリカン・エキスプレスは長い歴史の中で、歴史的な戦争や災害の中でも神レベルのサービスを提供したことで有名なんです。半端なくサービス精神旺盛ですね。

つまり、アメックスは、今後戦争や大災害があったときでも神レベルのサービスを受けることができる可能性が高い、そんなクレジットカードだと言えます。そこまでのサービス提供ができるクレジットカード会社は、おそらくアメックス以外にないでしょう。

ここでは、アメリカン・エキスプレスの開業からの歴史を説明します。このページを読めば、神レベルのサービス提供が受けられるアメックスをぜひ持ちたくなることは間違いありません。

時代のニーズを先読みしてサービスを提供

アメリカン・エキスプレスが生まれたのは、冒頭でも説明したとおり1850年。日本が江戸時代だった頃です。

当時のアメリカで運送のニーズが高まることを予想して事業をスタートし、その後に金融・旅行業へと事業を拡大していきました。金融・旅行業と聞くとクレジットカードに近い感じがしますが、始まりが運送業というのは意外です(笑)

まずはアメリカン・エキスプレスが創業スタートした歴史的な背景から金融・旅行業へ事業を拡大するまでの歴史について説明しますね。

アメリカン・エキスプレスは1850年に運送業をスタート

アメリカン・エキスプレスは1850年に運送会社としてスタート

アメリカ・エキスプレスの歴史は、ここまで何度か説明しているように1850年までさかのぼります。

この当時のアメリカはゴールドラッシュの真っ只中でした。金を掘り当てて文字どおりの一獲千金を夢見るたくさんの人々が西部カリフォルニアを目指した時代ですね。

そこに目を付けたのがアメックス創業者のヘンリー・ウェルズ、ジョン・バターフィールド、ウィリアムG・ファーゴの3人。この3人は人々がアメリカ西部へ大量に異動しているところからモノの流通スピードも加速すると考え、アメリカ東部から西部まで急行列車でつなぐ運送会社を設立しました。

先ほど名前を挙げた3人が、アメリカン・エキスプレスの創業者です。もともとそれぞれに運送会社を営んでいたため、比較的スムーズに事業をスタートできたわけですね。

そして、急行列車で運送をしていたため、会社の名前はアメリカン・エキスプレスとなっています。(エキスプレス=急行列車)

ここまでの話だと「ふーん。」ぐらいのリアクションしか取れないのですが、アメリカン・エキスプレスは設立当初からサービス精神旺盛な会社でした。

当時のアメリカはかなり治安が悪く、強盗やハリケーンに当たり前のように巻き込まれるという危険極まりない場所でした。

そんな中、アメリカン・エキスプレスは貨物に被害が出たときは全額保証するというサービスを用意していました。

つまり、アメリカン・エキスプレスに貨物の運送を依頼すれば、貨物で損害が出る可能性はゼロだったわけです。

このサービスが多くの人々に受け入れられ、アメリカン・エキスプレスは運送業で成功を収めました。

ゴールドラッシュ後は金融・旅行業も展開

ゴールドラッシュブームが過ぎた後、アメックスはお金の流れに注目しました。

ゴールドラッシュの頃は移動や引っ越しのために荷物を送りたいと考えていました。でも、それが落ち着くと人々は

「荷物だけでなくお金も安全に送りたい!」

そう考えるようになったわけです。

アメックスは人々のお金を送りたいというニーズをいち早くキャッチし、1882年にマネーオーダーの取り扱い業務をスタートしました。

マネーオーダーというのは、現在でいうところの郵便為替のことです。お金を送金するとき、人々は小切手のような為替証書を買って送りました。そして為替証書を受け取った人は、現金に換金できたわけです。

このマネーオーダーは、荷物と同じようにもし届かなかったときは補償が受けられたので、安全にお金を送り届けることができました。

マネーオーダー、少し現在のクレジットカードにつながっている雰囲気がしますね笑

なお、こういったマネーオーダーのしくみはアメックスが世界で初めて行っています。

また、ゴールドゴールドの後は人々の暮らしも豊かになり、「海外旅行に行きたい!」と考えるアメリカ人が急増しました。

アメックスはここでも人々のニーズを敏感にキャッチし、安全で充実した旅行業をスタートします。ちなみにですが、アメリカン・エキスプレスは現在でも世界最大の旅行会社です。

旅行業で有名なサービスの1つにトラベラーズ・チェックがあります。トラベラーズ・チェックは旅行用の小切手のことで、旅行前に買ってから旅行先へ持っていけば現金と同じように利用できました。

トラベラーズチェックが現金と大きくちがうのは、紛失・盗難してしまったときに再発行を受けることができたこと。このあたりは、今のクレジットカードに通じるサービスだと言えますね。

このトラベラーズチェックは1891年に初めて発行されましたが、2010年代までの約120年間にわたって発行され続けていました。企業が120年という長い間同じサービスを提供し続けることは、あまり聞いたことがないから驚きです。

このことから、アメックスは手厚いサービスを長期間提供し続けられる体制と姿勢を持っている、信頼できる企業だと管理人は考えています。

また、アメックスは旅行業のサービスを充実させるため、パリやロンドン、香港、マニラなど、ヨーロッパからアジアまで世界中に支社・事務所を設置しました。

支社・事務所ではアメリカからの旅行者に現地の案内や情報提供、トラブルのサポートといったサービスを提供していました。

この世界規模での旅行サポートは今でも受けることができることから、アメックスが「海外旅行に強い」と広く知られているわけですね。

ここまでの歴史

アメックスの創業からクレジットカードの発行までをまとめると下記の表のようになります。

年代 出来事
1850年 アメックス創業
1882年 マネーオーダーの取り扱い開始
1891年 トラベラーズチェックを発行

日本開業は旅行者のサポート目的

日本に初めてアメックスができたのは1917年の横浜までさかのぼります。

今から約100年前のアメリカには日本のオリエンタルな雰囲気に魅せられた人も少なくなく、船旅で2週間、滞在期間を含めると2か月間もの旅行プランが組まれていたほどです。

太平洋戦争中は一時的に事務所を徹底したものの、戦後にはアメリカ人向けの旅行業から日本人向けの金融業にビジネススタイルをシフトし、1974年に始まる日本で始まる海外旅行ブームに先駆けトラベラーズ・チェック(日本円)を発行。

1980年には日本初となるゴールドカードを発行し、アメックスと日本人の距離が近づいていくきっかけとなりました。

つまり世界中のオフィスでアメックスのサポートを受けられるというサービスは、100年前の日本事務所を設立した当初から続く企業文化なのです。

ここまでの歴史をまとめると下記の表のようになります。

年代 出来事
1917年 横浜港に日本事務所設立
1941年 戦争開始のため一時撤退
1954年 日本支社を設立
1980年 ゴールドカードを発行

アメリカン・エキスプレス初のクレジットカード発行

ここではアメックスのクレジットカードに関する歴史を深堀していきます。アメリカ・カナダで初めて発行したクレジットカードから、日本でゴールドカードを発行した理由まで解説するので参考にしてください。

アメリカ・カナダでクレジットカードを発行開始

アメックスが初めてクレジットカードを発行したのは1958年で、アメリカホテル組合のカード会社を買収したことがきっかけです。

またゴールドカード(当時はエグゼクティブ・カードと呼ばれていた)を1966年にアメリカで発行し、1969年にはグリーンカードの名称でおなじみのアメックスカードが誕生しました。

アメックス・ゴールドは日本で初めてのゴールドカード

アメリカでのゴールドカード発行の約10年後、日本でもアメックスカードが発行されます。

当時の日本では海外旅行のニーズが高まっており、そこにビジネスチャンスを見出したアメックスは1974年にトラベラーズ・チェックを発行、1980年には日本で初めてとなるゴールドカード「アメックス・ゴールド」の発行を開始。

一般的にアメックスはカードのステータス性が高いと評判ですが、日本で初めて発行されたゴールドカードというインパクトがその理由の1つです。

そしてゴールドカードの3年後にはアメックス・グリーン、1993年にはゴールドカードの上位版であるアメックス・プラチナの発行を開始します。

ゴールドカードのステータスが下がってきた解決策としてスタートしたアメックス・プラチナですが、現在でも商標権はアメックスに存在し、他のカード会社はプラチナカードという名前を使うことができません。

なお、アメックス・プラチナについては以下のページでくわしく説明しています。

アメックス・プラチナはこれから年数回の海外旅行ライフを実現したい人にオススメ!

ここまでの歴史

アメックス初のクレジットカード発行から、日本でゴールドカードが発行されるまでの歴史をまとめると下記の表のようになります。

年代 出来事
1958年 アメリカ・カナダでカード発行
1966年 アメリカ・カナダでゴールドカード発行
1974年 日本でトラベラーズ・チェック発行
1980年 日本初のゴールドカードを発行
1983年 日本でアメックス・グリーンを発行
1993年 日本でアメックス・プラチナを発行

リーマンショックによる経営状況悪化

創業から順調に見えたアメックスですが、2007年から2008年にかけて起こったリーマンショック(※)の影響により経営状況が悪化します。

アメリカ合衆国財務省から33億9千万ドルもの公的資金援助を受けますが業務改善にはつながらず、世界各国で事業縮小・人員削減を強いられサービスの廃止縮小を開始。

この経営状況の悪化が原因で、それまでの超高級路線から使いやすいクレジットカードへの路線変更が行われたという意見もあります。

JCBとの業務提携で利用可能店舗が大幅に拡大

リーマンショック前までのアメックスカードは国内の高級ホテルやレストランなど、一部の格式高い場所でしか利用できませんでした。

しかし経営悪化によりビジネス路線の変更が必要だったアメックスは、国内で多くの加盟店を持つJCBと業務提携を行います。

この業務提携により、国内のJCB加盟店でアメックスが利用できることに加えて、海外のアメックス加盟店でもJCBが利用できるようになったわけです。

JCBはそれまでから国内のスーパーやコンビニはもちろん、ガソリンスタンドやネットショップなど幅広い場所で利用可能でした。

今まで使う場所を限定してきたアメックスが、このJCBとの業務提携によって日常生活でも便利に利用できるカードとり、結果カードユーザーを増やすことに成功したわけです。

アメックスの種類が一気に増える

日本で確固たる地位を確率したアメックスは、2009年~2013年にかけてカードラインナップを一気に増やします。

上記のクレジットカードは主に海外旅行者をターゲットにしており、アメックスのステータス性と充実したサービスの一部を省略することで、マイルやホテルのポイントが貯まりやすくなるといった特徴があります。

これまでアメックスカードは格式の高い高級レストランやホテルでしか利用できませんでしたが、日常生活でマイルを貯めて特典航空券を狙うといった使い方ができるようになったのです。

特典航空券というのは、「マイル」を一定数集めると交換できる無料の航空券のことです。

ここまで説明したように、JCBと業務提携・航空系のサービスを展開することで、アメックスカードの選択肢が拡大したといえます。

戦争や大災害でも普段以上の神対応

アメックスは本来金融サービスを展開する一企業ですが、有事の際は率先して対応してきた歴史があります。

ここでは代表的な有事対応を紹介するので、アメックスの姿勢を知る参考にしてください。

第2次世界大戦時にヨーロッパ旅行者の帰国をサポート

ヒトラー率いるドイツ軍がオーストリアを侵略したときは、アメックス社員が三千人もの国外脱出をサポートしました。

ヨーロッパ中のオフィスで脱出を希望する人のビザや旅行を手配し、アメリカ大使館から退去命令が出た後も営業を続けたという歴史もあります。

天安門事件で旅行者・ビジネスマンの中国脱出をサポート

天安門事件とは、中国の民主化に向けて発起した国民に対して、軍が無差別攻撃を行った事件です。10万人規模の死者を出した歴史的な大事件で、多くの中国人は国外に出ることができなくなりました。

そんな中アメックスが中断していた旅行サービス業務を開始し、多くのビジネスマンの国外脱出をサポート。重病の顧客の小切手を現金化したり、病院まで付き添ったりした事例もありました。

アメリカ同時多発テロの混乱の中で通常業務

2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロでも、アメックスは動じませんでした。ハイジャックされた飛行機がワールド・トレードセンターに衝突した本テロで、付近に本社があったアメックスも多くの社員を失います。

しかし混乱の最中でも、アメックスはいつも通りの通常業務を行いました。

東日本大震災で必要なものを無償提供

東日本大震災で被災した人の中にはアメックスユーザーが多数存在し、アメックスはその一人一人に「困ったことはないか」と電話をかけます。

トイレットペーパーやランドセルを届けるなど、普段の業務とは異なることでも、率先して行う姿勢を見せたのです。

いつまでもユーザー目線の対応

カード会社が戦争や大災害に直接巻き込まれる可能性は低いですが、マニュアルがない場面でもアメックスはユーザーへの対応を怠りませんでした。

常に顧客のことを考えているからこそ有事の際の神対応ができるのです。

まとめ

18550年に運送業としてスタートしたアメックスですが、時代のニーズを敏感に感じ取り、旅行業や金融業へと姿を変えていきました。

またキャッシュレスの扉を開いたり、業績が悪化するとJCBと提供したり、柔軟かつ大胆な行動を起こしてきた歴史もあります。

日本で初めてゴールドカードを発行するなど、日本人にとっても以外と親密なカード会社であるアメックス。

有事の際は顧客へのサポートを徹底する姿勢が強い、まさに格式あるカード会社ということができます。

一番のおすすめはアメックス・ゴールド

そんなアメックスの中でも一番おすすめなカードは、アメックス・ゴールドです。

アメックス・ゴールドは日本初のゴールドカードで、発行当初から今まで知名度・ステータス性ともにピカイチです。

また海外旅行傷害保険が最高1億円、電話による旅行サポートなど、海外旅行では無敵に近いカード。

コース料理が1名分無料となるなど年会費以上の付帯サービスがあるのも特徴で、しっかり活用すればコスパ抜群の1枚になります。

年会費 29,000円+税
家族カード年会費 12,000円+税←1枚目は永年無料
入会資格 満20歳以上で安定した収入があること
限度額 審査により個別に決定
海外旅行保険 最高1億円(利用付帯)
国内旅行保険 最高1億円(利用付帯)
ショッピング保険 最高500万円
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
100円=1ポイント
マイル移行可能な
航空会社
ANAなど15社
支払い方法 1回払い
(リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、
入会後6か月以降に申し込みにより利用可)
発行日数 2〜3週間
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アメックス・グリーンでも他社ゴールドカードクラス

アメリカン・エキスプレス・カード(グリーン)アメックス・ゴールドの年会費が気になる人にはアメックス・グリーンがおすすめです。

付帯サービスが一部省略されてはいますが、他社ゴールドカードに匹敵するスペックで、海外旅行に焦点を当てるとむしろ優れていると評判。

具体的には旅行先でのカード紛失サポートを現地オフィスで受けられるなど、年に数回しか海外に行かない人ならピッタリの1枚になります。

年会費 12,000円+税
家族カード年会費 6,000円+税
入会資格 満20歳以上で安定した収入があること
限度額 審査により個別に決定
海外旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)
国内旅行保険 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピング保険 最高500万円
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
100円=1ポイント
マイル移行可能な
航空会社
ANAなど15社
支払い方法 1回払い
(リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、
入会後6か月以降に申し込みにより利用可)
発行日数 2〜3週間
キャンペーン実施中!!

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