- 「クレジットカードの利用が毎月10万円を超えるから、どうせならANAマイルを貯めたい」
- 「アメックスのステータスも魅力的」
アメックスでANAマイルを貯めようと思うと、2枚のカードで悩むことがあります。
その2枚というのは、ANAアメックスゴールドとプロパーのアメックス・ゴールド。
どちらのカードもマイル還元率は1%でポイント有効期限が無期限なのは同じです。
そのため、
「じゃあ、結局のところANAアメックスゴールドとプロパーのアメックス・ゴールド、どっちのカードでマイルを貯めたらいいわけ…?(悩)」
と悩みますよね。
結論からいえば、ANAマイルを貯める・使うことに特化するならANAアメックスゴールド がオススメです。
ANAアメックスの方がボーナスポイントやマイルへの移行コストが優れているので、無駄なくANAマイルを貯めることができます。
アメックス・ゴールドは、ANAマイルを貯める・使うことだけで言うとANAアメックス・ゴールドに劣ります。その代わり海外旅行サービスは、ANAアメックスゴールドよりも充実しています。
そのため、ANAマイルをできるだけ効率的に貯めたいならANAアメックス・ゴールド、手厚い海外旅行サービスを体験したいならアメックス・ゴールドという選び方になります。
このページでは、ANAアメックス・ゴールドとアメックス・ゴールド、具体的に何がちがうのかをくわしく説明します。
ANAアメックス・ゴールドとアメックス・ゴールド、どちらに申し込もうかなかなか決められない方なら、このページを最後まで読めばどちらかのカードに迷いなく申し込めることは間違いありません。
ANAマイルを貯めるならANAアメックスゴールド
ANAアメックスゴールドは、アメックス・ゴールドと同じように日常のカード利用でマイル還元率1%と高い水準。また、他社カードとはちがってポイント有効期限がないため、無期限にマイルを貯めることができるのが大きな魅力です。
そして、ポイントをマイルに移行する際の手数料がまったくかからないのは、アメックス・ゴールドにはないメリット。
数年後の家族旅行のために、ご自身のペースでマイルを貯めることができます。
年会費(税込) | 34,100円 |
---|---|
家族カード 年会費(税込) |
17,050円 |
入会資格 | 満20歳以上で安定した収入があること |
限度額 | 審査により個別に決定 |
海外旅行保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高500万円 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード 100円=1マイル |
マイル移行可能な 航空会社 |
ANA |
支払い方法 | 1回払い (リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、 入会後6か月以降に申し込みにより利用可) |
発行日数 | 2〜3週間 |
当サイトを経由してカードをお申し込み&3か月間の利用金額で最高122,000マイル相当のポイントプレゼント!
アメックス・ゴールドは17社のマイルに移行可能!旅行サービスが手厚い
アメックス・ゴールドは、ANAアメックスゴールドとはちがってポイントをマイルに移行するときには8,800円(税込)のコストがかかってしまうのがデメリット。
ただ、ANAアメックスゴールドとはちがって、ANAだけでなく提携17社の航空会社のマイルに移行できる点が大きく優れています。
そのため、数年先の家族旅行で利用する航空会社は、行き先やフライト時間によって自由に選べるという大きなメリットが。
また、AmazonやYahoo!JAPANといった有名サイトでポイント3倍となるボーナスポイントプログラムは、多くの方にとってお得に利用しやすい特典です。
ボーナスポイントプログラムを活用すれば、より効率的にマイルが貯まるというわけです。
年会費(税込) | 31,900円 |
---|---|
家族カード 年会費(税込) |
13,200円←1枚目は永年無料 |
入会資格 | 満20歳以上で安定した収入があること |
限度額 | 審査により個別に決定 |
海外旅行保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高1億円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高500万円 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード 100円=1ポイント |
マイル移行可能な 航空会社 |
ANAなど17社 |
支払い方法 | 1回払い (リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、 入会後6か月以降に申し込みにより利用可) |
発行日数 | 2〜3週間 |
当サイトを経由してカードをお申し込みいただくと、入会から8ヶ月以内のカード利用で最大30,000ポイントプレゼント!
アメックス・ゴールドでANAマイルへ移行できるのは年間4万マイル(泣)
ANAマイルを貯めるならANAアメックスゴールドがオススメである大きな理由の1つは、マイルの移行上限。
アメックスゴールドだと、カード利用で貯めたポイントをANAマイルへ移行できるのは年間4万マイルという制限があるんです。
4万マイルというと、東南アジアやハワイへ1人がエコノミークラスで往復できるだけのマイル。
つまり、東南アジアやハワイへ2人分だったり、1人でもビジネスクラスの特典航空券を手に入れようとすると、2年以上に分けてポイントをマイルに移行しなければならないわけです(泣)
ポイントを特典航空券に交換するのは数年に1度ならアメックス・ゴールドは不便すぎる
アメックス・ゴールドのポイント有効期限は簡単に無期限になりますが、ポイントをANAマイルに移行すると有効期限はキッカリ3年間。
そのため、ポイントをマイルに移行してから3年以内にANAマイルを特典航空券に交換できなければ、せっかく貯めたマイルは失効してしまいます。
なので、アメックスでマイルを貯めるなら有効期限がないポイントのまま保有し続け、マイルを使いたいタイミングでANAマイルに移行するのが理想的です。
でも、アメックス・ゴールドだとまとめて移行できるのは4万マイルまで…。家族旅行など大量のマイルをまとめて特典航空券に交換したいときは、数年にわけて4万マイルずつ移行しなければなりません。
これはかなり不便ですよね…。
数年に分けてポイントをマイルに移行しなければならないということは、数年単位でマイルを移行する計画が必要です。
また、計画が狂って家族旅行などに行かない事態になれば、すでにポイントを移行してしまったANAマイルの有効期限を心配しなければなりませんからね。
そのため、ANAマイルを貯めるならアメックス・ゴールドよりもANAアメックスゴールドをオススメしたいわけです。
ANAアメックスゴールドなら、ポイントをANAマイルに移行できる年間上限は一切ありません。有効期限がないポイントを好きなだけ貯め続け、特典航空券を手に入れたいタイミングで好きなだけANAマイルに移行すればOK。
つまり、日常生活でのカード利用でマイルを貯めたい方にとっては、ANAアメックスゴールドの方がポイントを活用しやすいわけです。
定期的にポイントを特典航空券に交換するならアメックス・ゴールドでもOK
ただ、年に数回など定期的に飛行機を利用する方なら、毎年貯まったポイントをANAマイルに移行すれば上限はあまり問題ありません。
1年で4万マイル分のポイントを貯めようと思うと、ザックリ言うとアメックス・ゴールドを400万円決済する必要があるので、ポイントをマイルに移行できずに貯まり続けてしまうこともないでしょう。
(なお、カード利用で貯まるポイントのしくみについては、後ほどくわしく説明しています。)
1年間で400万円=毎月平均33万円をカード利用する方は、なかなかいないんじゃないかと思います。
アメックス・ゴールドはマイル移行に手数料がかかる
先ほど、アメックス・ゴールドのポイントは年間4万マイルという移行上限があると説明しました。
そのため、アメックス・ゴールドはANAアメックスゴールドとくらべるとどうしてもポイントをマイルに移行する機会が増えてしまいます。
ところが、アメックス・ゴールドにはポイントをマイル移行するときに手数料8,800円(税込)がかかってしまうというデメリットもあるんです…。
具体的には、ポイント移行コース(年間参加費5,500円・税込)とメンバーシップ・リワード・プラス(年間登録費3,300円・税込)の2つ。
ANAアメックスゴールドだとこういった手数料がかからないことを考えると、これはアメックス・ゴールドのデメリットだと言えます。
ポイント移行コースは、マイル移行するときだけ参加すればOK
ポイント移行コースは、アメックス・ゴールドのポイントをANAマイルに移行するとき、必ず参加費しなければならない有料コースです。
ただ、ポイントをANAマイルに移行するとき以外は参加する意味がまったくない上、電話で簡単にポイント移行コースだけを解約できます。
なので、ポイントをANAマイルに移行するときだけポイント移行コースに参加し、移行が終わればすぐに解約してコストを抑えることをオススメします。
メンバーシップ・リワード・プラスはずっと登録するのもアリ
そしてもう1つのメンバーシップ・リワード・プラス。これはポイント移行コースとは異なり、別に登録しなくてもアメックス・ゴールドのポイントをマイルに移行することは可能です。
ただ、結局のところポイントをマイルに移行するなら必須と考えた方がいいですね。
どういうことかと言うと、メンバーシップ・リワード・プラスに登録しているかどうかで、ポイントの価値が2倍変わるんです。
具体的には、以下のとおり。
- メンバーシップ・リワード・プラスに登録…1ポイント1マイル
- メンバーシップ・リワード・プラスに登録しない…1ポイント0.5マイル
登録するかどうかでポイントの価値が2倍も変わるのなら、登録費3,300円(税込)を支払ってでもメンバーシップ・リワード・プラスは絶対に登録すべきだと言えます。
このメンバーシップ・リワード・プラスも、ポイントをマイルに移行するときだけ登録して、すぐにやめてしまうことも可能です。
ただ、ボーナスポイントプログラムに登録できることを考えると、登録し続けることをオススメします。
ボーナスポイントプログラムというのは、AmazonやYahoo!JAPANなどアメックスが提携しているところでアメックス・ゴールドを使えばポイントが3倍になるというお得なプログラム。
特にAmazonでポイント3倍になるのは、かなり大きなメリットですからね。
このボーナスポイントプログラムが適用される条件として、メンバーシップ・リワード・プラスに登録していないといけないわけです。
もしもAmazonやYahoo!JAPANなど、対象となるサイトを利用する機会がほとんどないという方にとってはメンバーシップ・リワード・プラスの登録費を支払う意味はありません。
ただ、AmazonやYahoo!JAPANは多くの方が利用するのでメリットきかなり大きいんじゃないかな?と思います。
なお、アメックスのボーナスポイントプログラムについてはこのページの後半でくわしく説明しています。
ANAアメックスゴールドは移行手数料が一切かからない
アメックス・ゴールドは、ポイントをマイルに移行するタイミングで上記で説明したポイント移行コースとメンバーシップ・リワード・プラスへの登録が必須です。
それに引き換え、ANAアメックスゴールドはポイント移行コースやメンバーシップ・リワード・プラスに登録しなくてもポイントをマイルに移行できますし、ポイントの価値が変わることもありません。
ちなみに、ANAアメックスゴールドはポイント移行コースやメンバーシップ・リワード・プラスに登録したいと思ってもできません(笑)
ここまで説明したとおり、ANAアメックス・ゴールドは以下の点でアメックス・ゴールドよりも優れています。
- ポイントをマイルに移行するときの上限が存在しない
- ポイントをマイルに移行するための手数料は一切不要
このことから、ANAアメックスゴールドはアメックス・ゴールドよりもANAマイルへの移行が手軽でお得だと言えます。
そのため、カード利用でポイントを貯めて効率よく特典航空券を手に入れたいなら、ANAアメックスゴールドの方が適していると言えます。
ANAアメックス・ゴールドはANA便などに搭乗すればボーナスマイル25%
そして、ANAアメックスゴールドの大きな特徴として、ANA便やANAが加盟する航空連合「スターアライアンス」など提携便に搭乗したときの区間マイル25%ボーナスがあります。
区間マイルというのは、空港間の距離を基準にしてもらえるマイルのこと。
たとえば東京・ハワイ間の区間基本マイルは2019年6月時点で片道3,831マイル=往復約7,600マイル(参考:ANA国際線「マイレージチャート」)となります。(区間基本マイルは毎年1月に改正されるので、少し変動します。)
つまり、東京−ハワイを往復するとANAアメックスゴールドがあれば25%にあたる約1,900マイルが得になるということです。
なお、特典航空券を使ったフライトだと区間マイルはまったくもらえないのでご注意を。
一方アメックス・ゴールドだと、ボーナスポイントは一切ゼロ。通常の区間マイルが貯まるだけです。
そのため、出張や旅行などで年に数回ANAや提携便を利用することがあれば、ANAアメックス・ゴールドだとマイルを貯めるスピードが加速するわけです。
ただ、普段飛行機に乗る機会がなければ区間マイルは関係ないので、普段のカード利用だけでANAマイルを貯めたいなら気にする必要はありません。
ANAマイルが貯まるしくみは日常のカード利用ではほぼ同じ
さて、気になるマイルの付与率ですが、普段のカード利用ではANAアメックスゴールドとアメックス・ゴールドで1%と同じです。
そしてANAアメックス・ゴールドはANA特約店で、アメックス・ゴールドはAmazonやYahoo!JAPANで、それぞれボーナスポイントが得られます。
ボーナスポイントに関してはアメックス・ゴールドの方が活用しやすいものの、アメックス・ゴールドはポイントをマイルに移行するために8,800円(税込)のコストがかかってしまうというデメリットが(泣)
そのため、マイル還元率をトータルで考えると、アメックス・ゴールドは1%を下回ることになるわけです。
つまり、アメックス・ゴールドのボーナスポイントを上手く活用できるならアメックス・ゴールドの方がマイル還元率が高くなりますが、多くの場合はポイントをマイル移行する手数料がかからないANAアメックスゴールドの方がマイル還元率は高くなります。
ここからは、2つのカードのポイントが貯まるしくみについて比較していきます。
カード利用100円につき1ポイント
ANAアメックスゴールドとアメックスゴールドは、先ほども説明したとおり基本的なマイル還元率は1%とどちらも同じです。
具体的にいえば、カード利用額100円につきカードのポイントが1ポイント貯まります。
ただ、どちらのカードも公共料金や税金の支払いではポイントが半分もしくはゼロになってしまいます。多くのクレジットカードだと公共料金だからと言ってポイント付与率が下がらないことを考えると、これはアメックスのデメリットだと言えます。
とはいえ、たとえポイントが半分になったとしてもマイルが貯まることには変わりありません。できるだけ1枚のカードに支払いをまとめてマイルを貯めることを推奨します。
なお、アメックスの公共料金や税金支払いのポイントについては「アメックスの公共料金支払いはポイント半分 or ゼロ それでも決済に利用すべき理由を解説」でくわしく説明しています。
話を戻すと、どちらのカードも1ポイント=1マイルに移行できるので、マイル還元率は1%。
ANAアメックスゴールドはともかく、別にANAと提携しているわけでもないアメックス・ゴールドのマイル還元率が1%というのは、かなり優秀だと言えます。
他社カードでANAと提携していないクレジットカードだと、マイル還元率は0.3%〜0.5%程度しかありませんからね。
そのため、アメックス・ゴールドのポイントをANAマイルに移行すれば、ポイント還元率が高いカードとして活用できるわけです。
ちなみに、管理人はタイへ行くためのマイルを貯めるべく、アメックス・プラチナをメインカードとして決済に使っています。(アメックス・ゴールドとプラチナは、ポイントプログラムはほとんど同じです)
昔は「コンビニでプラチナカードを使うのは、けっこう恥ずかしい…」と考えて使う場所を選んでいたのですが、できるだけポイントをまとめたいと考えるようになりました。
また、「コンビニでも構わずプラチナカードを使う自分がカッコいいw」と感じているのもありますw
利用先によってはボーナスポイントが貯まる
ANAアメックスゴールドとアメックスゴールドは、どちらも通常のマイル還元率1%以上となるボーナスがあります。
ANAアメックスゴールドはANA関連のサービス利用時に、アメックスゴールドはAmazonやYahoo!のサービス利用でボーナスポイントが得られます。
ANA便を利用するならANAアメックスゴールドが圧倒的にお得なボーナスです。
ただ、「普段は格安航空を利用して、ANA便はマイルを使った家族旅行の時に使いたい!」と考えている方にとっては、ANAアメックスゴールドのボーナスはあまり魅力がありません。
一方のアメックス・ゴールドはAmazonやYahoo!JAPANといった有名サイトでマイル還元率が3%にまでアップするため、多くの方にとってメリットがあります。
ここからは、それぞれのアメックスのボーナスポイントについて、くわしく説明していきます。
ANAアメックスゴールドのボーナスポイントはANAで活躍
ANAアメックスゴールドだけは、ANAのサービスでボーナスポイントが得られます。
中でも、最大のボーナスポイントが得られるのがANAグループを利用したとき。
ANA公式サイトや予約・案内センターなどで、ANA航空券(国際線・国内線の両方が対象)をANAアメックスゴールドで購入すれば、マイル還元率は3%にもなります。
航空券の購入で3%ものマイルが還元されるのは、他社のANAカードを含めてみてもANAアメックスゴールドだけです。
ただし、H.I.S.やJTBなどの予約サイトや旅行代理店で航空券を購入した場合は、ボーナスの対象とはなりません。
なので、ANAアメックスゴールドを使ってANAグループ便の航空券を購入するなら、ANA公式サイトを利用することをオススメします。
また、ANA航空券だけでなく、ANAの機内販売やツアーでの決済もボーナスマイルの対象です。
航空券 | ANAウェブサイト、ANA国内線予約・案内センター、ANA国際線予約・案内センター、ANAカウンターでの航空券の購入 |
---|---|
機内販売 | ANA国内線、ANA国際線およびエアージャパン便での機内販売品 |
旅行商品 | ANAスカイホリデー、ANAハローツアー、ANAワンダーアース |
通信販売 | オンラインショップ「A-style」 |
さらに、ANAアメックスゴールドのボーナスポイントはANAカードの特約店であるANAカードマイルプラス加盟店での買い物でも得られます。
ANAカードマイルプラス加盟店には、セブンイレブンやマツモトキヨシ、イトーヨーカードなど、日常生活で頻繁に利用する店舗が多く含まれています。
通常のカード利用にプラスしてボーナスマイルが貯まる特約店の例
100円=1マイル |
|
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200円=1マイル |
|
これらのANAカードマイルプラス加盟店で買い物をすれば、通常の1%のポイントとは別に、100円〜200円=1マイルが貯まります。
つまり、実質的に1.5%〜2%のマイル還元率になるということですね。
ANA便の航空券のボーナスポイントは、普段ANA便を利用しない方にとってあまりメリットはありません。
しかし、ANAカードマイルプラス加盟店を利用すれば、普段ANA便を利用しない方でもマイルが貯まりやすくなります。
ここで説明したANAカードマイルプラス加盟店でApplePay決済をすると、通常のポイントは貯まりますが、ボーナスマイルは貯まらないので注意しましょう。
ApplePayでの支払いだと、アメックス側はどこでカードを使ったのかをまったく把握できないんです。
結果としてボーナスマイルはもらえません。
そのため、ANA特約店に限ってはApple PayではなくANAアメックスゴールドで決済することをオススメします。
なお、アメックスのApplePayでの支払いについては「アメックスはApplePayに登録できる!相性のいいカード3種類を紹介」でくわしく説明しています。
アメックスゴールドのボーナスポイントはAmazonやYahoo!と実用的
プロパーカードのアメックスゴールドは、ANA航空券やANAカードマイルプラス加盟店でのボーナスはありません。
その代わりにボーナスポイントプログラムがあります。
ボーナスポイントプログラムとは、アメックスのプロパーカードだけが利用できるサービスで、対象のサービスを利用するとポイントが3倍になります。
特に注目すべきなのは、ボーナスポイントプログラムの対象には上記で説明したAmazonやYahoo! JAPAN、iTunesといった誰もが利用経験がある大手サイトが含まれていること。
ただ、ボーナスポイントプログラムを活用するためには、年間登録費3,300円(税込)のメンバーシップ・リワード・プラスの登録が必須です。
そのため、アメックスゴールドの年会費31,900円(税込)が実質35,200円(税込)になってしまうという点がややデメリットではあります。
とは言え、AmazonやYahoo!などでカードを利用する機会が多ければ、メンバーシップ・リワード・プラスの年間登録費以上のポイントを得られることは間違いありません。
そのため、ボーナスポイントプログラムの対象サイトを利用する機会が多いなら、アメックス・ゴールドのマイル移行上限や移行手数料といったデメリットを差し引いても効率よくマイルが貯まるカードだと言えます。
アメックス・ゴールドは17社のマイルに移行できる
ここまで説明したとおり、ANAマイルを貯めるならANAアメックスゴールドはアメックス・ゴールドよりも優れています。
ただ、アメックス・ゴールドのポイントはANAマイル以外にも14の航空会社のマイルに移行できるという特徴があります。
ANAアメックスゴールドのポイントは、ANAのマイルにしか移行することができないため、
「ANAマイルさえあれば十分!お得にANAマイルを貯めたい!」
という方にとっては間違いなくANAアメックスゴールドが優れています。
「ANA」マイルと言っても、スターアライアンス所属の航空会社の特典航空券も手に入れることができますしね。
でも、
「旅行の行き先や日程によっては、ANAやスターアライアンス以外の航空会社を使いたいかも…」
と考える方にとっては、アメックス・ゴールドはマイル移行の幅が広がります。
ANAマイル以外は年間の移行上限がない
アメックス・ゴールドのポイントをANAマイルに移行するとき、以下のようなデメリットがあると先ほど説明しました。
- 年間で移行できるのは4万マイルまで
- ポイント移行コースに参加する必要がある
- メンバーシップ・リワード・プラスに登録することによりポイント価値が上がる
でも、これはあくまでもアメックス・ゴールドのポイントをANAマイルに移行するときだけの話。
ANA以外の航空会社のマイルに移行するときだと、上の1番と2番のデメリットはなくなります。
つまり、ANA以外のマイルに移行する場合は年間移行上限はありませんし、ポイント移行コースに参加しなくても大丈夫です。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録することによりポイントの価値が上がるので、こちらはANAと同じようにほぼ必須となりますが、移行上限がなくなるのとポイント移行コースの費用がかからないのは大きなメリットです。
ただ、ANA以外のマイルに移行するときのポイントの価値は、基本的にはANAマイルに移行するときの0.8倍、さらにJALマイルはANAマイルへの移行の0.4倍にまで目減りしてしまうというデメリットはあります。
それでも、17社という多くの航空会社のマイルに移行できるという選択肢の多さは大きな魅力です。
旅行サービスはプロパーのアメックスゴールドが充実している
そしてアメックス・ゴールドは、旅行サービスが充実しているという特徴もあります。
ANAマイルで特典航空券を手に入れれば必然的に旅行サービスを利用することになるので、これは重要なポイントですね。
そもそも、ANAアメックスゴールドでも他社ゴールドカード以上の旅行サービスは付帯しています。
それが、アメックス・ゴールドになるとより他社プラチナカード並にグレードアップするというわけです。
具体的には、アメックス・ゴールドだけは以下のサービスが付帯しています。
- 空港ラウンジサービスにプラスして世界1,300ヶ所中のVIPラウンジが利用可(プライオリティパス)
- 手荷物無料配送サービスは帰国時だけでなく出発時も利用可
- 航空便遅延費用補償が付帯
- レストランで1名分のコース料理が無料(ゴールド・ダイニング by 招待日和)
これらのサービスは、ANAアメックスゴールドには付帯していません。
なので、もしも大きな魅力を感じるサービスがあれば、そのためにアメックス・ゴールドを持つのも1つの選択肢です。
世界1,300ヶ所中のVIP空港ラウンジが無料利用できるプライオリティパス
アメックスゴールドにはプライオリティパスが付帯しており、年2回まで世界1,300ヶ所中のVIPラウンジを無料利用できます。
プライオリティパスとは世界1,300ヶ所130カ国、1,200以上のVIPラウンジを利用できるサービスのことで、通常なら99ドル(約1万円)の年会費が必要なサービスです。
そのサービスが、アメックス・ゴールドだと年会費永年無料で利用できるわけです。
ただ、アメックスゴールド付帯のプライオリティパスは、同伴者のラウンジ利用は有料なのが気になるところ…。
同伴者は1名につき32ドル(約3,300円)のラウンジ利用料が必要となるので、家族旅行などでは利用しづらいのが実際のところです。
そのため、マイルを貯めて家族旅行で活用したいと考えている方にとっては、アメックス・ゴールドのプライオリティパスは利用しづらいと言えます。
とは言え、ANAアメックスゴールドにはプライオリティパスが付帯していないことを考えると、これはアメックス・ゴールドのメリットだと言えます。
なお、アメックスのプライオリティパスについては「アメックスのプライオリティパスは年2回まで無料というオリジナル特典つき」でくわしく説明しています。
手荷物無料配送サービス
ANAアメックスゴールドとアメックスゴールドには手荷物無料配送サービスが付帯しています。
手荷物無料配送サービスとは、自宅から空港までスーツケースを無料で配送してくれるサービスで、アメックスの旅行サービスの中でも人気があります。
この手荷物無料配送サービスを利用すれば、出発時・帰国時の国内はスーツケースを持ち歩かないで済むので、財布やパスポートといった簡単な手荷物だけで移動ができるわけです。
ただ、この手荷物無料宅配サービス、2つのカードで利用できる空港など条件が少し異なります。
アメックス・ゴールドは羽田空港も利用できる上、出発時・帰国時ともに利用できるというメリットがあります。
一方ANAアメックスゴールドは成田、中部、関空の3空港のみで、しかも帰国時だけ。
そのため、羽田空港を利用する機会が多い方にとっては、ANAアメックスゴールドだとまったく使い物にならないわけです。
また、手荷物無料宅配サービスを出発時も利用できるクレジットカードは他社プラチナカードを含めてもアメックスが発行しているカードしかありません。
そのため、手荷物無料宅配サービスを出発時も利用したいなら、アメックス・ゴールドを持つ大きな理由になります。
お子さん連れの家族旅行だと、スーツケースを持ち歩く必要がなくなればお子さんに気を配りやすくなり、空港までの往復の精神的な負担を減らすことができますね。
結果としてご家族全員がより旅行を楽しめることは簡単に想像できます。
なお、それぞれの利用可能な空港とタイミングを以下の表にまとめました。
カード | 利用可能な空港 | 利用可能なタイミング |
---|---|---|
ANAアメックスゴールド | 成田・中部・関西 | 帰国時のみ |
アメックス・ゴールド | 羽田・成田・中部・関西 | 出発時と帰国時の両方 |
なお、アメックスの手荷物無料宅配サービスについては「アメックスの手荷物無料宅配サービスは出発時も利用可能」でくわしく説明しています。
航空便遅延費用補償
アメックスゴールドには、航空便遅延費用補償が付帯しています。
航空便遅延費用補償とは、海外で航空便の遅延や欠航などが理由でホテルでの宿泊・食事が必要になったときや、手荷物の到着遅延・紛失があったときに、その費用を補償してくれるサービス。
ANAアメックスゴールドでは補償されない場面でも、アメックス・ゴールドならカバーされているというわけです。
なお、アメックスの航空便遅延費用補償については「アメックスの海外旅行保険を徹底解説!全券種の保険を比較してみた」でくわしく説明しています。
ゴールド・ダイニング by 招待日和
ゴールド・ダイニング by 招待日和は、旅行とは直接関係がないサービスです。
それにも関わらずここで紹介している理由は、アメックス・ゴールドに付帯しているサービスの中でもっともお得だから。
一体どんなサービスなのかというと、対象となるレストランのコース料理が1名分無料になるというもの。
コース料理はほとんどの場合1人分の代金が1万円前後と高額です。つまり、このサービスは1度利用するだけで1万円の割引が受けられるという、とんでなくお得度が高いサービスなんです。
招待日和を年に3回利用するだけでも、アメックス・ゴールドの年会費31,900円(税込)の元に取れてしまいます。
このサービスをうまく活用すれば、アメックス・ゴールドは年会費無料でANAマイルを貯めることができるという優良カードになります。
なお、ゴールド・ダイニング by 招待日和については「アメックスでもっともお得なレストラン優待サービス「ゴールド・ダイニング by 招待日和」」でくわしく説明しています。
年会費のちがい
また、ANAアメックスゴールドとアメックス・ゴールドは、年会費のしくみも異なります。
ANAアメックス・ゴールドは年会費34,100円(税込)。アメックス・ゴールドの31,900円(税込)よりも2,200円(税込)高くなっています。
ただ、カードの年会費も3万円前後ともなると、2,200円(税込)のちがいはほぼないに等しいですね。
ただ、家族カードとなると話は別。
アメックス・ゴールドの家族カードは、1枚に限っては年会費がずっと無料になるという特典があります。
ちなみにアメックス・ゴールドの家族カードの年会費は本来だと13,200円(税込)。
ご夫婦でカードを持ってANAマイルを貯めようと考えている方にとってはコストが抑えられます。
一方、ANAアメックス・ゴールドの家族カードは年会費17,050円(税込)。
アメックス・ゴールドの家族カードよりも高い上に、年会費が無料になるといった特典は存在しません。
そのため、家族カードを発行してご夫婦でアメックスを持ちたい!という方にとっては、家族カードの年会費が1枚に限っては無料だからという理由でアメックス・ゴールドを選ぶのも1つの選択肢です。
なお、ANAアメックスゴールドとアメックスゴールドの年会費は以下のとおりです。
カード | 本カード (税抜) |
家族カード (税抜) |
---|---|---|
ANAアメックス ゴールド |
31,000円 | 15,500円 |
アメックス ・ゴールド |
29,000円 | 12,000円 ※1枚に限り年会費無料 |
アメックスは一般的なゴールドカードよりも年会費が約3倍高い
ANAアメックスゴールドとアメックスゴールド、年会費に2,000円のちがいはあるものの、どちらも年会費が3万円前後と非常に高いのが特徴です。
一般的なゴールドカードの年会費が1万円前後であることを考えると、約3倍ですからね…。
この3倍の年会費を支払うメリットは一体なんなのかというと、以下のような他社カードでは見られないサービスが利用できること。
- ポイント有効期限が無期限なのでいつまでもANAマイルを貯め続けることができる
- 空港ラウンジサービスはカード会員にプラスして同伴者1名も利用可能
- トラベルデスクで旅行の企画・立案をしてもらえる
- 無料ポーターサービスで国際空港近くの駅・バス停から手荷物を無料で運んでもらえる
ここに挙げたサービスは、アメックスの大きな特徴ですね。
特に有効期限を気にせずマイルを貯められるのは、アメックスを持つ大きな理由になります。
- 普段は飛行機に乗らないけど、マイルを貯めて特典航空券で家族旅行に行きたい
- 普段から飛行機には乗るけど、貯まったマイルでビジネスクラスやファーストクラスに乗りたい
こういった理想が叶うというわけですね。
そのため、一般的なゴールドカードとアメックスとの年会費2万円の差額は、こういったサービスに充てられていると考えることができるわけです。
なお、先ほど挙げたアメックスだけのサービスについては、以下のページでそれぞれくわしく説明しています。
入会・継続ボーナス2,000マイルで実質的な年会費は下がる
先ほど、ANAアメックスゴールド(年会費34,100円・税込)は、アメックスゴールド(年会費31,900円・税込)よりも年会費が高いと説明しました。
でも、実質的にはANAアメックスゴールドの方が年会費が低くなります。
その理由は、毎年もらえる入会・継続時によるボーナスマイル。
ANAアメックスゴールドを持っているだけで、毎年2,000マイルが無条件でもらえます。
2,000マイルの価値は、1マイルの価値を控えめに1.5円と考えたとしても3,000円。つまり、ANAアメックスゴールドの年会費は実質的に28,000円程度だと考えることができます。
なお、残念ながらアメックスゴールドには毎年ポイントやマイルがもらえるという特典はありません。
ここまで説明したとおり、2枚のカードの年会費は3万円前後とほぼ変わりません。
ただ、ANAアメックスゴールドは入会・継続によるボーナスマイル、アメックス・ゴールドは家族カードが1枚に限り永年無料という特典があります。
ANAアメックスゴールドとアメックス・ゴールドの比較まとめ
ここまで、ANAアメックスゴールドとアメックス・ゴールド、ANAマイルを貯めるならどちらのカードを持つべきなのか?という視点から比較しました。
ANAマイルを効率よく貯めることだけを考えれば、ANAアメックスゴールドがオススメです。
ANAアメックスゴールドはポイントのマイル移行に一切コストがかかりませんし、年間のマイル移行上限もありません。
そのため、アメックスを利用する目的がANAマイルを貯めることなら、ANAアメックスゴールドが向いているといえます。
一方で、ANAマイルだけでなくほかの航空会社のマイル移行やAmazon、Yahoo!JAPANでのボーナスポイントプログラム、そして極限まで充実した旅行サービスに魅力を感じるなら、プロパーカードのアメックス・ゴールドでマイルを貯めるという選択肢もあります。
ただ、家族旅行などマイルを利用するときは大量のマイルを特典航空券と交換したい方が多いはずなので、アメックス・ゴールドの年間4万マイルという移行上限はどうしても大きなネックになります。
ですから、多くの方にとってはマイル移行上限がないという理由で、ANAアメックスゴールドの方が優れていることになると感じています。
ANAマイルを貯めるならANAアメックスゴールド
ANAアメックスゴールドは、アメックス・ゴールドと同じように日常のカード利用でマイル還元率1%と高い水準。また、他社カードとはちがってポイント有効期限がないため、無期限にマイルを貯めることができるのが大きな魅力です。
そして、ポイントをマイルに移行する際の手数料がまったくかからないのは、アメックス・ゴールドにはないメリット。
数年後の家族旅行のために、ご自身のペースでマイルを貯めることができます。
年会費(税込) | 34,100円 |
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家族カード 年会費(税込) |
17,050円 |
入会資格 | 満20歳以上で安定した収入があること |
限度額 | 審査により個別に決定 |
海外旅行保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高500万円 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード 100円=1マイル |
マイル移行可能な 航空会社 |
ANA |
支払い方法 | 1回払い (リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、 入会後6か月以降に申し込みにより利用可) |
発行日数 | 2〜3週間 |
当サイトを経由してカードをお申し込み&3か月間の利用金額で最高122,000マイル相当のポイントプレゼント!
アメックス・ゴールドは17社のマイルに移行可能!旅行サービスが手厚い
アメックス・ゴールドは、ANAアメックスゴールドとはちがってポイントをマイルに移行するときには8,800円(税込)のコストがかかってしまうのがデメリット。
ただ、ANAアメックスゴールドとはちがって、ANAだけでなく提携17社の航空会社のマイルに移行できる点が大きく優れています。
そのため、数年先の家族旅行で利用する航空会社は、行き先やフライト時間によって自由に選べるという大きなメリットが。
また、AmazonやYahoo!JAPANといった有名サイトでポイント3倍となるボーナスポイントプログラムは、多くの方にとってお得に利用しやすい特典です。
ボーナスポイントプログラムを活用すれば、より効率的にマイルが貯まるというわけです。
年会費(税込) | 31,900円 |
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家族カード 年会費(税込) |
13,200円←1枚目は永年無料 |
入会資格 | 満20歳以上で安定した収入があること |
限度額 | 審査により個別に決定 |
海外旅行保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高1億円(利用付帯) |
ショッピング保険 | 最高500万円 |
ポイントプログラム | メンバーシップ・リワード 100円=1ポイント |
マイル移行可能な 航空会社 |
ANAなど17社 |
支払い方法 | 1回払い (リボ払い・分割払い・ボーナス1回払いは、 入会後6か月以降に申し込みにより利用可) |
発行日数 | 2〜3週間 |
当サイトを経由してカードをお申し込みいただくと、入会から8ヶ月以内のカード利用で最大30,000ポイントプレゼント!